新幹線等で列車ごとの座席種別が取得できるようになりました
平素より「駅すぱあと API」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度「駅すぱあと API」では、新幹線などの座席種別が存在する路線を含む経路探索結果において、列車ごとの座席種別を取得することができるようになりました。
これまで、列車を乗り換える場合でも料金が一つにまとまる場合は、代表となる座席種別を返しており、それぞれの列車の座席種別がわかりませんでした。
今回のアップデートにより、列車ごとの座席種別がわかるようになり、サービスやアプリケーションでより詳細に案内することができるようになります。
「駅すぱあと API」をご契約中の皆さまにはご登録のメールアドレスまで本アップデートの詳細なご案内をお送りしておりますので、あわせてご確認ください。
対応日
2025年4月11日(金)
※「エンタープライズプラン」(オンプレミス版)は、「2025年4月5版」(2025年4月11日)
対応内容
対象機能に、料金の情報に列車ごとの座席種別の情報を追加するパラメータが追加されます。
■ 対象機能
・経路探索(/search/course/extreme)
・前後のダイヤ探索(/search/course/pattern)
・探索結果の運賃切り替え(/course/recalculate)
・経路の再現/定期券・指定列車利用(/course/edit)
■ リクエストパラメータ
・addSeatType
列車ごとの座席種別の内訳を取得するかどうかを指定するフラグ。省略可。
指定できる値:
- true: 列車ごとの座席種別を付加する
- false: 列車ごとの座席種別を付加しない
初期値: false
■ レスポンスパラメータ
・ResultSet / Course / Price / SeatType:列車ごとの座席種別を示す要素
・ResultSet / Course / Price / SeatType / fromLineIndex:列車の開始区間インデックス
・ResultSet / Course / Price / SeatType / toLineIndex:列車の終了区間インデックス
・ResultSet / Course / Price / SeatType / Name:名前を表す要素
・ResultSet / Course / Price / SeatType / Type:種別を表す要素
影響範囲
今回は、リクエストパラメータの新規追加となり、省略時は現在の挙動と同じです。
そのため、お客様側のプログラムへの影響はございません。
※プラン別でのご利用可否は下表をご参照ください。
機能の利用可否 | 機能追加の影響 | |
---|---|---|
スタンダードプラン | 可 | なし |
エンタープライズプラン | 可 | なし |
フリープラン | 不可 | なし |
関連リンク集
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