低コストなAPI利用で交通費精算業務を効率化| ワークフロー・経費精算システム編
「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」は、「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や公共交通機関データを、お客様のシステムやアプリへ自由に組み込むことができる法人向けのWebAPIです。
交通費精算業務を行う際に申請承認作業を手作業で行うと、承認者はその申請者が提出してきた内容の妥当性を確認するため、経路や運賃を一つ一つ調べてチェックすることになります。
しかし、交通費精算のためにシステムを導入するだけのコストをかけることができないという場合も少なくありません。
そこで、今回はシステム導入コストを抑えつつ業務効率化を行うことで、交通費精算に関わるトータルのコストも削減する方法について、ポイントを2つご紹介します。
1. 現ワークフローに交通費精算機能を追加する
システムを導入する際、基幹システムごと新規導入もしくは現システムと入れ替えとなると、コストは跳ね上がる場合がほとんどです。
しかし、今利用しているワークフローシステムへ、通勤経路や運賃などのデータを取得できるAPIを使用し交通費精算に関連する機能を入れると、導入コストを抑えることができます。
ワークフローシステムで交通費精算を行うご案内については、ワークフローで交通費精算を実現し、申請承認の手間を軽減| ワークフローシステム編 をご覧ください。
利用中のワークフローはそのままに機能追加をすると、申請者承認者ともにシステムに関する交通費精算以外の学習コストもかかりません。
2. 要件や利用量に適したAPIのプランを選定する
APIをワークフローに交通費精算機能を追加する際、鉄道やバスの運賃に関するデータが利用できるようなAPIを選定する必要があります。
APIには利用用途や規模に応じた複数種類のプランが用意されています。
無料のプランは最もコストがかかりませんが、利用できる機能や利用量、保障が限られている場合が多いです。
サブスクリプションのプランは、APIを使わない期間でも定額を支払う必要があります。
従量課金や定額買い切り型は、使った分だけ利用料を支払えば良いため、必要な機能を必要な時期に利用することができます。
「駅すぱあと API」にも定額買い切り型が存在しています。それがAmazonサイトで購入できる「駅すぱあと API」(以下、「駅すぱあと API for Amazon」)です。
「駅すぱあと API」のプラン | フリープラン | ||
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概要 | 無料プラン | 定額買い切り型 | サブスクリプション+従量課金型 |
金額・コスト面 | 最も安い | ・利用量に応じた定額(先払い) ・予め金額が把握できる | ・初期費用+月額or年額 ・定額+超過分は使った分だけお支払い |
導入・購入 | フォームから申し込み | Amazonで購入できる | ・フォームからトライアル利用の申し込み ・本契約時に、見積・申込書の手続き |
機能 | 駅や路線のデータ、経路検索結果は当社サイトで表示 | 経路検索、駅や路線のデータ、定期券区間を控除した運賃、定期券の払い戻し計算など (一部データを除く) | 経路検索、駅や路線のデータ、定期券区間を控除した運賃、定期券の払い戻し計算など |
リクエスト数 (利用可能量) | 現状、利用上限なし(路線図機能を除く) | 購入したリクエスト数まで利用可能 | 固定プラン+超過料 |
「駅すぱあと API for Amazon」は、経路の運賃計算に関する基本機能は網羅されているため、最も安い経路での申請内容チェックや定期券の払い戻し対応なども自動化が可能です。
また、「駅すぱあと」のデータは春秋の運賃改定や増税などにいち早く対応するため、運賃に変更があった場合でも、常に最新の情報が利用できます。
さらに「駅すぱあと API for Amazon」では鉄道だけでなく、日本全国のバス・飛行機・フェリーのデータが、オプション・追加購入なしで利用可能です。
「駅すぱあと」は路線バス運賃の対応カバー率は100%(※)であるため、交通費精算の申請作業の自動化が期待できます。
※国土交通省「全国乗合バス事業者の移動円滑化基準適合車両導入状況」掲載情報を基本とした、車両台数5台以上の路線バス会社(高速バス、コミュニティバス、オンデマンドバス他、要予約や不定期運行のバスを除く)の運賃データ及びダイヤデータを指します
※定期券は順次対応数を増やしています
※対応事業者はこちら
「駅すぱあと API for Amazon」はこちらから購入いただけます。
3種類(20,000リクエスト、10,000リクエスト、5,000リクエスト)のプランを用意しておりますので、必要リクエスト数に応じてお求めください。
このように、「駅すぱあと API for Amazon」を活用することで、コストを抑えつつ業務効率化を実現することができます。
この他にもニーズに合わせた機能開発が可能です。導入事例と合わせてご案内させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
「実際に使用してみたい」「どのような探索結果が出てくるか知りたい」という方には、90日間無料の評価版のご利用がお勧めです。以下の窓口より、お申し込みください。
今後も定期的に「駅すぱあと API(旧称:駅すぱあとWebサービス)」の活用事例をご紹介してまいります。ユーザビリティ向上や開発運用コストの削減等に、ぜひお役立てください。